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2011年 08月 22日

宮崎駿と宮崎吾郎

NHKで、ふたり 「コクリコ坂・父と子の300日戦争 ~宮崎駿×宮崎吾朗~」ってのをやっていました。

宮崎駿は甘くないですね〜。「私はね、長嶋監督とか野村監督みたいになりたくないんですよ」とカメラにいっちゃう。番組みてなかったら「?」って思っちゃいますか?

なんとなく、伝わりますよね。

俗にいう「親の七光り」で親と同じ仕事について、世間が期待するのもあって最終的に「親を超えられない子供」って残念。←とても簡単に表現してしてしまっていますが、かいつまんでいうと、そういったコトかと。

駿と吾朗の間に挟まれてるのが、鈴木敏夫。

「このままのキャラクターでは、公開できない」と吾朗につきつける。

映画作るって会社の今後を左右するようなことだから、要求するんだけども、そんなピンチに追いつめられたとき、駿が書いた1枚の画が送られてくるんですね〜。

これで、向きが変わる。吾朗のインスピレーションが沸き出す。

ってこんな風に書くとものすごく「チープ」になってしまうけど、この親子は〜、いいね〜。

宮崎駿が、厳しい。厳しいし、優しい。甘くない。

「コクリコ坂から」の完成試写が終わって、それぞれのインタビューで、
駿「少しは脅かせって。こっちを」
それを伝え聞いて、吾朗「クソー。死ぬなよ。」

宮崎吾朗。ほぼ同世代。がんばってくれ。

こういう番組はいい〜「このお肉甘〜い」とか「溶けてなくなっちゃいましたよ〜」的な番組はもう見る気がしない。。。

by markyworks | 2011-08-22 00:37 | エンタメ


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